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以外な落とし穴ー電子タバコ

タバコを吸う行動は赤ちゃんがおしゃぶりを吸うことにつながるようです。

したがって、禁煙を始めて口寂しくなった時に、なにか口にくわえていると気がまぎれるということがよく言われます。

禁煙外来を長年していて、パイポなどの擬似タバコが結構有効であることを実感しています。

ガム、あめ、するめ、おしゃぶりこんぶなども口の刺激を与えてくれて効果的ですが、それに加えて口にくわえるものが安心感をもたらすのです。実際ご指導させていただく際に擬似タバコをお勧めしてきました。

中でも電子タバコが人気のようです。電池が入っていて交換式のカートリッジから水蒸気が出てきます。あたかも実際に喫煙しているかのような演出をするわけです。喫煙成功までの途中はタバコを吸うときの唇の感触や口に入ってくる煙の質感が恋しい時期なので禁断症状の苦しさが軽減されるわけです。

最近FDAは電子タバコのカートリッジの中に人体に有害なジエチレングリコールや発がん性のあるニトロソアミンが検出されたと発表しました。

FDA(米食品薬品局) 日本では厚生労働省に当たる公的機関 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%A3%9F%E5%93%81%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81%E5%B1%80

結構効果を確認できていたので、私自身残念に思っています。ただ、電子タバコは禁煙してしまえば不要となり使うこともなくなるわけですから、喫煙を続けることに比べれば発ガンははるかに少ないでしょう。

それにしてもこのような製品が良く売れているところを見ると、禁煙をしたいと思っている方は増えているということなのでしょう。

当面、更なる検討で安全性が確認されるまでは禁煙外来の患者さんにはお勧めしないことといたします。

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院長 若杉 慎司

若杉 慎司
セミナー講師はこれまで外科を専門としてがんとの戦いに従事し、現在保険による禁煙治療、肺がん早期診断に力を入れている医師です。

日本禁煙学会会員
日本禁煙学会認定指導者
日本外科学会認定医
日本消化器外科学認定医
日本癌学会会員
日本癌治療学会会員
東京都荒川区医師会会員



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